何度でも行きたい宮島

主人の仕事の都合で関東から関西へ引っ越し、永住の地となりました。
関東からはなかなか行けなかった広島に以前から興味があり、真っ先に宮島へ旅行した時の話です。

TVで観て以来、厳島神社のその名のとおり厳かな佇まいに惹かれていました。
実際に目にしたとき、海面に浮かぶような鳥居が実在したんだ、というような感動を覚えたのをはっきり覚えています。
厳島神社だけでなく、名産の牡蠣やもみじ饅頭などをいただきながらゆっくりと観光し、
主人も子供たちも歩き疲れたようで、もっと鳥居を見ていたい気持ちを抑えて宿を取っていた本島へフェリーで戻りました。

宿へ着いてから主人と子供たちは昼寝をしてしまったのですが、
私はどうしてももう一度鳥居を見たくて、当時赤ちゃんだった子だけを抱っこ紐で連れ出し、
もう一度フェリーで宮島へ向かいました。
神社に惹かれて、近くに行きたくて居ても立っても居られない、といったこんな感覚は初めてでした。
到着して鳥居を見た時はなんだかホッとしました。
抱っこ紐で赤ちゃんがジッとしていてくれたのをいいことに、
鳥居の脇にある石垣に座って潮が満ちていく様子をひたすら眺め、気が付いたら2時間経っていました。
せっかちな性格なので、何も考えずぼーっとなにかを眺めるといった行為は、私には珍しいのです。
そろそろ夕飯の時間で帰らなければいけない時間で、それでも惜しいくらいでした。
普段、そんな長い時間抱っこ紐でじっとしていられない赤ちゃんも、
一度もぐずったり泣いたしせず起きても静かにいたのも、神社のお力なのかと思ったほどです。
パワースポットと聞いても他人事でしたが、これがパワースポットというものかと、
初めて身をもって体感した出来事でした。

絶対にまた訪れたいという思いを残し、その3年後に、遠方に住む両親が関西に遊びに来た際に、
再び宮島を訪れたときは、ただいま、といった感覚もありました。

パワーをいただいて力がみなぎるというより、心が穏やかになって落ち着くといった感覚です。
抱えているモヤモヤな気分も心機一転晴れるような爽快感も得られました。
何年に一度かは必ず訪れたい場所です。

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